診療材料室

<特徴>
臨床現場の省力化を推進し、医療サービスの向上を図るために中央化され、病院全体の滅菌・医療材料に関する業務を行う。

<基本方針>
・院内感染防止の役割を積極的に果たす
・患者、病院職員などを感染から守り、安全を保障する立場から業務を行う
・病院の経営に参画し、無駄のない合理的な物品管理、供給を行う

<役割>
・感染防止
使用済み器材の洗浄・消毒・滅菌を中央化することで、現場における一次洗浄
・品質保証
熟練した職員(委託)による中央での洗浄によって、滅菌器材の品質管理を向上させる
・物品の安定供給
取り扱っている器材・医療材料の使用量や紛失数の統計を活用し、計画的な在庫管理を行う
・経営への参画
日常の業務や設備・機器の使用状況の統計を分析することで、業務を評価し更なる業務改善や業務拡大を行う

<職場紹介>
診療材料室は病院5階に位置し、臨床工学技士が2名勤務しており、器材と医材(SPD)の業務は別々の委託職員が行っています。委託職員はSPD21人、器材14人、合計35人が勤務しています。
滅菌・洗浄装置は手術部も含めて、高圧蒸気滅菌装置8台、過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌装置4台、酸化エチレンガス滅菌装置2台、ウォッシャーディスインフェクター6台、減圧沸騰式洗浄器2台、カート洗浄消毒装置1台、RO純水製造装置2台を所有しています。