IVRセンター

業務内容

2018年よりIVRセンターにおける臨床工学技士の業務が開始され、循環器内科、放射線内科、脳神経外科における診療補助を行っております。当院のIVRセンターにおける臨床工学技士の役割は、各種検査に用いる医療機器の操作及びバイタルサインの監視・記録、血管内や臓器の治療に用いる医療機器の操作及び記録、生命維持管理装置の操作及び監視、診療に用いる医療機器及び医療材料物品の管理です。医師、看護師、診療放射線技師と連携し安全かつ円滑な診療提供を行うことを目的としております。また、診療科問わず24時間365日オンコール対応を行い、夜間休日も診療補助を行います。

<各種検査用機器の操作及び監視・記録>
 ポリグラフ及び生体モニタを用いたバイタル(心電図、SpO2、血圧、体温)の監視を行い、スワンガンツカテーテルなどを用いた心・血管内圧測定や心拍出量測定の記録を行います。また、IVUS(血管内超音波検査)やOCT(血管内光干渉断層法)、血管内視鏡などの画像診断装置を操作して血管内画像の記録行い、医師と連携して血管内の径及び長さの計測や病変性質の解析などを行います。さらに、FFR(冠血流予備能検査)に用いる装置を操作し、冠動脈狭窄の機能的評価を行います。

 

 

 

 

 

<各種治療用機器の操作及び記録>
 Rotablator™やDiamondback 360®、エキシマレーザといった冠動脈や下肢動脈内の病変を除去する際に使用するデバルキング装置の設置や設定、治療中の各種パラメータの読み上げや記録を行います。また、肝臓や肺の悪性腫瘍に対して行うラジオ波焼灼療法に用いる装置も同様に扱っております。さらに、徐脈性の不整脈に対して一時的に使用する体外式ペースメーカの操作を行い、閾値や波高を測定してペーシングレートや出力などの設定を行います。

<生命維持管理装置の操作>
 PCPS(経皮的心肺補助)やIABP(大動脈内バルーンパンピング)、IMPELLA®(補助循環用ポンプカテーテル)といった心臓や肺の機能を代行する装置の準備や操作、監視を行います。また、呼吸不全の患者に使用する人工呼吸器の操作や監視も行います。さらに、全身麻酔で行う治療に使用する麻酔器の設置や準備も行います。

<医療機器及び医療材料物品の管理>
 診療に用いる医療材料物品の準備や診療中の清潔術野への物出しを行います。また、診療に必要な医療材料物品選定のサポートや定数の見直しなどの管理も行い、医療機器や医療材料物品の情報収集から多職種への情報提供も行います。さらに、各種医療機器で発生したトラブルへの対応も行います。

<多職種との連携>
 医師による診療カンファレンスへ参加し、診療方針や治療の流れの確認を行い円滑な診療補助へと繋げます。また、症例ごとに事前に医師、看護師、診療放射線技師、臨床工学技士の4職種で診療内容や注意事項の確認などを行い、それぞれが専門的な視点から取り組むことで安全かつ円滑な診療提供を目指します。