MEセンターでは「医療機器に係る安全管理のため体制確 保 に係る運用上の留意点について」を遵守し、医療機器の有効利用と安全性の確保を目的として、外来や病棟で使用する医療機器全てにIDを登録し、データベース化することで一元的な管理を行っています。
<医療機器保守管理業務 > 医療機器の購入時の検収から保守管理、定期点検、修理状況の把握、廃棄までをトータル的にマネージメントを行っています。
また、病棟や外来など院内で発生した医療機器トラブルに24時間対応できるような体制を整えています。
管理医療機器 約800機種 8200台
・人工呼吸器
・補助循環装置(PCPS、 IABP、IMPELLA)
・血液浄化装置 ・輸注ポンプ(輸液ポンプ、シリンジポンプ、経腸栄養ポンプ)
・生体情報モニター(ベットサイドモニタ、送信機、セントラルモニター)
・除細動器(AEDを含む)
・心電計
・パルスオキシメーター
・ネブライザー など
<院内研修 > 医療機器を使用する全ての職員を対象に研修を実施しています。各部署単位での操作研修やe-learningによる研修、 新規導入医療機器の研修、看護部など他部門と共同での研修会の開催などを行っています。医療機器の安全使用を目的とし、研修を開催することで医療安全の質的向上に努めています。
<医療安全> 患者安全の推進、医療の質向上を目指に、院内全体の安全を管理する医療の質・安全管理部へスタッフ2名を専従派遣しています。
<医療機器情報室> 医療機器情報室では、院内で新規に採用される医療材料・器具について、添付文章を遵守した使用が行われるようにチェックを行っています。また、医療材料を適正な価格で購入できるよう確認・交渉を行い、病院運営にも貢献しています。
<幹細胞採取> 当院では、2013年最初に厚生労働省に選定された3つの造血幹細胞移植推進拠点病院の中の1つであり、2019年12月末までに717例の同種造血幹細胞移植、うちpostCYを用いたHLA半合致移植は150例を行っております。 臨床工学技士は同種造血幹細胞移植におけるアフェレーシス治療時の機械介助などを行っています。
https://isyokukyoten-ocu.jp/
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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幹細胞採取件数 | 63 | 63 | 51 |